歌仔劇が好きな人に悪い人はいません
みなさん、はじめまして。ASIAQユーザーのしんれいです。
はじめて日本語で文書を書きます。どうぞよろしくお願いします。
他の国をより深く理解したいなら、伝統文化を理解しなければならないと思います。
中国は国土が広くて、物産が豊かです。伝統文化もとても多いと思います。
多くの人は中国の京劇、豫劇を観たことがあるかもしれませんが、中国の台湾と閩南*1でさらに流行している劇は歌仔劇(かざいげき)です。歌仔劇が好きな人に悪い人はいませんという言葉があります。
では、今回は歌仔劇を紹介します。
歌仔劇(歌仔戏)
歌仔劇は20世紀初頭に台湾宜蘭で誕生した伝統芸能です。閩南で薌劇とも呼ばれます。「歌仔」は民間歌謡の意味があります。もとは日常生活を描く歌で、その後は地方の物語を歌う短調に発展しました。
はじめは、一人の男と一人の女の掛け合いを主として、今は男役、女形、三枚目もいます。
その内容は主に閩南語で表現するので、閩南語がわからないなら、大変ですが、科学技術の進歩につれて、今は現場でも字幕を見られます。
歌仔劇はいろいろな曲調があります。その中で、一番大好きなのは「状元調」です。「状元調」は軽快で、覚えやすいと思います。しかし、劇の中で最も使用するのは「七字調」です。それは7字の組み合せを1句として、4句で構成される素晴らしい曲調です。もし「七字調」がなければ、歌仔劇は歌仔劇ではないと言われます。
上演形態
時代の移り変りとともに、歌仔劇の上演形態は変わりました。
早期に落地掃(本地歌仔)と呼ばれました。出演者は男性を主として、主に縁日などにあわせて上演されました。そして、屋外舞台の歌仔劇、屋内舞台の歌仔劇、ラジオ歌仔劇、映画歌仔劇、テレビ歌仔劇の形態も発展してきました。
屋外舞台の歌仔劇は最も普遍的な上演形態です。毎年、仏教の重要な祭日とか、あるいは他の大きな祝日とかに、たくさんの村が各自違う劇団を誘って、村の廟の前で歌仔劇を上演します。
テレビ歌仔劇は一番若者を惹きつける上演形態です。その最も大きい変更は、歌仔劇の象徴劇場から実写への転換だと言えます。例えば馬が登場するシーンでは、本来は、はたきみたいのものに代えていましたが、テレビ歌仔劇では実際の馬を使用します。
残念なのは、必要な資金がドラマより高いので、もう何年も新しいテレビ歌仔劇を撮影していません。しかし、楽しみなのは、来年は楊麗花*2さんがまた新しいテレビ歌仔劇を撮影するかもしれません。
この記事を通じて、みなさんに少しでも歌仔劇のことを知ってもらえると嬉しいです。ご覧いただきありがとうございました。
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