人民元に印刷された風景
皆さん、こんにちは、asiaqユーザーの伞下猫です。日本語で、長い文章を書くのは初めてで、なかなか難しいですが、よろしくお願いします。
人民元は、中国の通貨として世界中に知られています。さらに、2016年10月1日、中国の通貨·人民元が途上国家として初めて世界の主要通貨に位置づけられました。1948年12月1日から1999年10月1日まで発行された通貨の種類は、5種類です。この記事では、今使用されている5番目の人民元に印刷されている風景について紹介します。
人民元の額面の種類は、100元、50元、20元、10元、5元、1元そして1角(0.1元です)の合わせて7種類あります。それぞれの紙幣にいろんな中国の観光地が印刷されています。
100元の「人民大会堂」
100元の紙幣に印刷されているのは、北京にある人民大会堂です。
人民大会堂は、1959年9月24日に建てられました。世界で最も広い会堂式の建物とも言われるこの建物の面積は、171,800平米、紫禁城より広いです。
歴代の人民代表大会や外相活動など、重要な会議はここで行われます。
1979年7月15日以降、人民大会堂は一般に公開されるようになりました。ちなみに、2016年9月29日、人民大会堂は「第一期中国20世紀建築遺産」名簿に記載されました。
実際の人民大会堂の写真
50元の「ポタラ宮」
50元の紙幣には、カサ西北部にある高さ110メートル、かつて西蔵の権力の中心だったポタラ宮が印刷されています。
東部にある白い宮殿はダライラマが住む場所で、中心部にある赤い宮殿は仏殿と歴代のダライラマ霊殿です。
ポタラ宮に行くのに最も良い時期は、6月から10月までの4ヶ月です。このうち、旅行客が最も多いのは、7月と8月です。この時期の気候は、1年間で1番良いです。
実際のポタラ宮の写真
20元の「桂林山水」
20元の紙幣には、広西チワン族自治区にある桂林山水が印刷されています。
桂林の山は色々な形があります。ラクダのコブのような形や、筆たてのような形や、指のような形など、種類は数え切れないです。
そして、漓江(りこう)はとても綺麗です。この透き通った水は甘くて冷たいです。川を眺めていると、心まですっきりします。「桂林の風景は天下一番美しい」という言い方もあって、この美しい景色は見逃せません。
実際の桂林山水の写真
10元の「长江三峡」
10元の紙幣には、中国に10箇所ある有名な観光地の1つである长江三峡が印刷されています。
长江三峡は、瞿塘峡、巫峡そして西陵峡の3つの峡谷の総称です。
白帝城から南津关まで長さおよそ204キロメートル、両側の山は多種多様な形になっています。
古代中国の詩人は、この雄大で美しい景色を称賛しようと、色々な詩歌を残しました。しかし、残念なことに、水利事業のために「兵书宝剑」や「张飞庙」という建物などが水浸しになってしまいました。
実際の长江三峡の写真
5元の「泰山」
5元の紙幣には、中国で一番高い山と呼ばれる「泰山」が印刷されています。
山東省泰安市にある泰山は、高さおよそ1545メートル、秦の第一始皇帝以降、歴代の皇帝の儀式が行われる場所になりました。
泰山の魅力は、その雄大な景色や芝草と、栗などのお土産です。
実際の泰山の写真
1元の「杭州西湖」
1元の紙幣には、杭州にある西湖が印刷されています。
西湖は元々钱塘江の一部でしたが、今のような美しい姿ではありませんでした。唐朝の白乐天と宋朝の苏东坡のおかげで、西湖は綺麗に整備されました。
中国では“晴湖不如雨湖,雨湖不如雪湖”という言葉があります。「雨が降る時の西湖の景色は、晴れの西湖より美しい、一方、雪が降る時の西湖は、雨が降る時の西湖よりもっと美しいです」という意味です。
実際の杭州西湖の写真
みなさん、どうでしたか?中国に訪れた際は、今回紹介した観光地を制覇するのもおもしろいかもしれません(^^)ぜひ、訪ねてみてください!!
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