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広州人の習慣「ヤムチャする」をご紹介します☆

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皆さん、ASIAQユーザーのごえいばいです。

今回は広州の”ヤムチャ”を紹介します。

広州人は「朝ヤムチャ」がとても好きです。朝に誰かに会う時、いつも「もうヤムチャしましたか?(広東語は“左茶未”)」と挨拶をします。ヤムチャはそれくらい人気があり、広州人として1つの習慣になっています。この習慣が「広州でたべる(広東語“食在广州”)」ということについて、大きな特色の1つとなっています。

 

ヤムチャの習慣

この「ヤムチャする」とは、実際にレストランでただお茶を飲むことだけではなく、お菓子やその他美味しいものを食べたり、家族や友達などと話すことを含んだ呼び方となっています。

朝のお茶屋さん(喫茶店のようなもの)は、早朝から午前中まで、よく大勢の人で溢れかえっています。特に祝日は、多くのお茶屋さんが満席になってしまいます。

私が新年の時にお茶屋さんに行ったら、1時間以上待ちました。

また、広州の夏は非常に暑いので、まずは冷たいヤムチャを飲みに行くという人が多いです。

週末や休日、広州の家族が老人、子供、友人達と一緒にお茶屋さんに行ったりします。おしゃべりしたり、お腹いっぱい食べたりするのはとても楽しいです(^^)

朝にお茶を飲むことは、広州人がリラックスする方法の1つです。

 

ヤムチャの歴史

ヤムチャの歴史をご存知でしょうか?

それは、咸豊帝(かんぽう)同治帝(どうちてい)の時代に遡ります。1800年台中盤です。

当時の広州に、「1厘館」という名前のお茶屋さんがありました。そのお店は、入り口に「茶話」とう文字を掲げていました。

お店は質素で、いくつのテーブルだけがあり、お茶とお菓子だけを提供していました。町の人が小休憩するために利用していました。

その後、だんだんお店の規模が大きくになり、現在のお茶屋さんのように、様々なお店ができました。現在の町の急速な発展の中で、お茶屋さんは、広州人にとってリラックスできる伝統的な居場所となっています。

 

ヤムチャのお供

お茶を飲む時、いっしょに食べると美味しい食べ物は何でしょう?

私が好きなものをいくつかご紹介します。

 

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これは、多くのお茶屋さんのメニューにある「海老餃子」です。

半透明の餃子の皮から透けて見えるぷりぷりの海老がとても美味しそうですね!!

 

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こちらは、パイ生地で作られたエッグタルトです。高級なお茶屋さんに置いてあることが多いです。

生地のサクサク感と、中の甘くてとろ~りした食感の組み合わせが絶品です!!

 

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最後にお粥です。お粥はヤムチャのお供として有名です。

色々なお粥がありますが、私はお肉やお魚が入っていて、濃厚な甘みのあるお粥が好きですね!!

 

ここまで読んでくれたみなさん、食べてみたくなったでしょうか?ぜひ、広州に食べに来て下さいね。 

 

 

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