武漢の黄鶴楼をご紹介します☆
皆さん、こんにちは。asiaqユーザーの楽です。
私の故郷は、武漢市の漢口(かんこう)という所で、今の武漢市の商業の中心となっている地域です。
武漢市
武漢は、中国の中心部にある大都市です。全長が世界第3位の川である長江と、長江の支流である漢水をはさんで、武昌、漢陽、漢口の三鎮(さんちん)が並立し、江城とも呼ばれます。
武漢の歴史は3500年以上前に遡ります。中国の戦国時代の楚国であり、また三国志の舞台として観光地・史跡が数多く残っています。
現代の武漢は、中国中部地域における経済、金融、貿易、教育、情報通信のビジネスの中心となっている都市で、世界各国から多くの企業や工場が集まっています。
武漢の黄鶴楼
黄鶴楼(こうかくろう)は、武漢随一の観光地で、中国の『江南三大名楼』のひとつです。武漢市武昌区の蛇山の頂上にあります。
鮮やかな赤と黄色で彩られた5重の塔です。三国時代に軍事塔として建てられました。
現在の黄鶴楼は、19世紀当時の姿を参考にして1985年に再建されたもので、高さは約51.4メートルです。以前は木造だったようですが、現在はコンクリートで作られています。
武漢のランドマークの一つで、鶴をイメージして建てられています。塔の脇には、木々が生い茂っていて美しい風景となっています。
入場料は80元と少し高い気がしますが、最上階からは武漢市街を一望できてオススメです。地下鉄の駅からは遠いので、タクシーで行った方が良いと思います。黄鶴楼を観光した後は、隣の户部巷でご飯を食べたり、散歩したり、楽しむことができます。
教科書に載っていている黄鶴楼
中国の唐の時代の詩人・李白が詩を詠みました。
黄鹤楼送孟浩然之广陵
故人西辞黄鹤楼,烟花三月下扬州。
孤帆远影碧空尽,唯见长江天际流。
この詩は、武漢から揚州に移ることになった旧友の詩人・孟浩然のために書いたものです。送別会が、黄鶴楼で行われたことが書いてあります。
この詩は、中国では国語の教科書に載っていて、中国人はみんな知っています。そのため、黄鶴楼も中国人ならみんな知っています。
みなさん、武漢に来たら、ぜひ黄鶴楼に遊びに来てください。
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