お肉好きな方へ、中国の金華ハムを紹介します!
みなさん、こんにちは。ASIAQユーザーのしんです。
今回は中国の金華ハムについて、色々紹介したいと思います。
金華ハムとは、元々は中国・浙江省の金華地区で生産される金華豚の肉を使って作ったハムの一種で、世界三大ハムの1つに数えられます。
金華豚とは・金華ハムの値段、この2つについて紹介します。
金華豚とは何か
金華豚というのは、上の写真のように頭とお尻が黒く、その他は白のツートンカラーの「両烏豚」と呼ばれる豚です。金華ハムは、両烏豚の後ろ足の腿肉のみを使用し、様々な工程を経て作られます。
現在中国では金華ハムの定義が曖昧になっており、両烏豚を使用してなくても、金華地区で育てた豚の肉を使って加工したものを金華ハム(以下「金華で作られたハム」)と呼ぶことがあります。また、金華地区で生産されていなくても、両烏豚の肉を使って加工したものを金華ハム(以下「金華ハム」)と呼ぶこともあります。このように2種類の定義があるようです。
金華ハムの値段
「金華で作られたハム」と「金華ハム」は、どうやって区別するのでしょうか?見た目では区別しにくいと思います。しかし、値段から区別するのは簡単です。
調べてみたところ、楽天市場でも金華ハムが売られていました。日本でも金華豚を育てているようなので、これは日本で養殖した豚でしょうか?
店舗のトップに「金華ハムなくして中華スープは語れません!」と書いてありました。スープに金華ハムを入れれば、独特な味になります。それは、塩とは違うしょっぱい味です。(ただし、中国では金華ハムがなくても、中華スープになりますよ。)味噌汁に入れることもよくあります。
値段を見ると、「価格 3,300円 (税込 3,564 円) 送料別」と書いてありました。中国元にすると約214.5元です(税抜き、送料別)。これは300gの価格です。100gで考えると1100円≒71.5元になります。
中国で販売している金華ハム等の価格を、金華市のお店・天猫・楽天で比較してみました。それぞれの値段は以下の表になります。
表を見ると、金華市のお店で販売しているただの豚の肉は100gあたり約185円ですが、天猫で販売している金華ハムは100gあたり約615円です。金華ハムは、1000gのハムを作るためには2000g以上の新鮮な金華豚の肉が必要であるので高くなり、価格は3倍以上になりました。さらに、楽天市場で販売している金華ハムは、その2倍近い金額です。
しかし、天猫で販売している「金華で作られたハム」はそんなに高くないですね。値段を見ると、どれが両烏豚の肉で作ったハムかすぐわかります。楽天で販売している金華ハムは、価格から考えると、両烏豚の肉を使用して作ったハムを販売しているのかもしれません。
私が食べた感想だと、金華ハムは独特な塩辛い味という印象で、実はあまり好きではありません。 もちろん、この独特な塩辛さが好きな方もいます。
また、「金華ハム」と「金華で作られたハム」を食べ比べると、普通の豚から作られた「金華で作られたハム」の方がおいしいと言う人もいます。
ぜひみなさんも機会があったら食べ比べてみて下さい!!
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