ASIAQ イマドキ!チャイナ部

語学交流サイトASIAQが提供するブログ!中国語の学習方法や文化、話題になったニュースなど、中国に関するホットな情報をたっぷりご紹介いたします!

襄陽市の名物「襄陽牛肉麺」を紹介します!!

f:id:asiaq:20161123184929j:plain

みなさん、こんにちは。ASIAQユーザーの無声弁士です。

今回は初めての記事で、ふるさとの襄陽(じょうよう)市の名物「襄陽牛肉麺」を紹介します。

 

牛肉麺

「襄陽牛肉麺」の起源は、300年以上も前と言われています。300年前、襄陽に住んでいたムスリムは、地元の食習慣が好きではなく、自分たちに合った料理を作りたいと思っていました。そこで、麺を作るためのパン生地の中に、かん水(中華麺などの製造に使うアルカリ塩水溶液)を入れ、ハラールの牛肉を付け合わせて、初期の襄陽牛肉麺ができました。

美味しかったので、襄陽周辺の人はみんな好んで食べていました。そこで、さらに改善されていった結果、今の「襄陽牛肉麺」ができました。

麺の中にかん水をいれているので、朝ごはんとしても食べられます。胃の中で胃酸と、かん水のアルカリが中和されるので、胃に優しいです。

あと、食べた後は、口をよく拭いたほうが良いですね。襄陽牛肉麺のスープは、牛脂が多く入っているのですが、牛脂は冷めると固形状になります。拭かないと、牛脂が固まって、口の周りが橙色になってしまいます(笑)

  

f:id:asiaq:20161123184938j:plain

 黄酒

牛肉麺を食べる時には、飲み物として「黄酒」がマストアイテムです。女性は豆乳を飲むこともありますが、男性は一般的に黄酒が好きです。

「黄酒」とは、日本人が知っている紹興酒とは異なります。「黄酒」と呼ばれますが、実は乳白色です。米を発酵させ、ソーダを入れ、ラム酒のような炭酸水のような感じです。多少甘くて、酒精の香りがします。夏の朝、冷たい黄酒を飲んで、牛肉麺を食べると、とても爽快感がありますよ。

老人たちは、いつも露天の卓を囲んで雑談しながら黄酒を飲んで、1日を過ごします。こんなにのんびりした生活は羨ましいなあ。。。

 

*ASIAQでは、中国人の日本語学習者向けにAQLessonという日本語会話のオンラインレッスンサービスを運営しております。

・お勤めの会社などで、中国人スタッフの日本語教育を行いたい方  

(某大手企業様もご利用実績あり)

また、

・日本語教師になりたい方

を絶賛募集中です。

ご興味のある方は、下記連絡先よりお気軽にお問い合せ下さい。

support@asiaq.net